光よ届け ~心の傷、再生のために~

闇に堕ちても、光を信じ、自分への応援歌を歌い続けるために。。

スポンサーサイト

Posted by 記念 座一 on

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『愛しいあの子が泣いている』

Posted by 記念 座一 on   0 comments   0 trackback




雨よ 今は降らないで
あの子が 泣いているから
そんなふうに 冷たく 無残に しとしとと
愛しいあの子に 降らないで


今だけは 太陽よ
あの子に笑いかけてやって
きっと きっと 新しい希望が持てると 照らしかけて


雲よ 追い抜いていって 
あの子を 駆け足で 追い抜いていって
広がる空に吸い込まれて 
その先に未来があると信じさせて


波よ 返してくれ
あの子の大事なものたちを
根こそぎさらった ものたちを
泣いても泣いても戻らない
笑顔の行方を 探しておくれ


嵐よ… 吹け 猛れ 私のもとに急いで来い
もう決して あの子のもとには戻らぬように
私は全身に雨風を受けて問うよ
どうしてあの子を 行かせなければならないか
どうしてあの子が 悲しまなければならないのか




自然よ 穏やかな自然よ
そよ風… ジンチョウゲの香り… 立ち並ぶ木立の影… 
愛しいあの子が泣いている
だから今は
今だけは どうか優しく



スポンサーサイト
Category :

Posted by 記念 座一 on   0 comments   0 trackback

『桜のなみだ』

Posted by 記念 座一 on   0 comments   0 trackback





冬枯れの桜並木
まえを行く人の うしろ姿が冷たくても
愛された きのうがあるから
がんばれる 今日がある


たとえば お弁当作ってもらって
たとえば そこは危ないよと 教えてもらって
いっしょに笑って いっしょに泣いて
いっしょに一歩ずつ進んで

受け入れてもらって
受け入れてもらって
少しずつ育っていって
当たり前のようなそんなことが
ただしい道を つくってゆく


きっとあの子は 足りないんだろう
ただただ まだまだ 欲しいんだろう
人はだの あたたかみ
やさしい言葉 やさしい気持ち

時には 炎のように叱る
嫌われてもいい 憎まれてもいい
すべてはあの子のため
あの子の明るい未来のために

心の底から 抱きしめ合える日を 信じて
いつまでたっても変わらずに
あの子を想う その心が
いつかあの子に 伝わるまで


ありがとう ありがとう
感極まった桜が ひとひらの
うれし涙を こぼすとき


じゅうぶんに満たされたから
歩きだせる 今がある







DSC00061A.jpg

『わたしの楽園』

Posted by 記念 座一 on   4 comments   0 trackback



テナントを借りて 開業
お客あまり来ない
ばしょがwarui
移動

楽園をめざす人がいる
金銀財宝 豊富な食料 笑顔の輪のなか
苦しみのなく 幸せな場所
探しても 探しても 見つけられない人がいる

楽したくて 嘘をついて
お金だけほしくて アプローチした男と結婚して
専業主婦という名の
有閑マダムになっても

何かが足りない 何かが違う

楽園をうたう
宗教広告をまるめて
ゴキブリを退治する
きみは美しい

ひと粒 5億のダイヤより
例えば 一生懸命かせいだバイト代で 
きみが買ってくれたものなら何でも宝もの

お弁当の卵焼きを作ろうとして 火傷してしまったときに
わたしの悲鳴で真っ先に駆けつけてくれるひと
流水で冷やす間 ずっとそばにいてくれるひと
何回も軟膏を塗ってくれて 何回も氷を入れかえてくれて
痛みで眠れない私に 痛み止めの薬と
いつのまにか愛に包まれて寝てる私に
夢うつつ「無理しないでいいよ」と、ささやいてくれるひと

例えば そんなひとと一緒にいられないかわりに、年末ジャンボ当たっても
何にも嬉しくはない
黄金の無人島に 一人取り残されても
まったく意味がないのと同じように

楽園とは 自分たちで つくっていくもの

愛し 愛される人との出会い
自分で選んで行く場所
自分で探して 手に入れるもの
自分でがんばって 育んでいくもの

新天地でも
お客さんに間違った態度
酒を飲みながら 受付をすること
つかれたからといって すぐ控室で寝てしまう
自分から逃げている人には
真の楽園は見つけられない

全力出しきって 輝ける場所
苦しいこと 悲しいこと すべて受け入れて抱きしめる愛
どんなに暗くてもあきらめないで たどりついた トンネルの向こうがわ

3年間の汗と涙が沁みた この仕事場が楽園

6畳一間の 家財道具ぎゅうぎゅうずめの この部屋が
私にとっての楽園

前向きな速度で 正直な笑顔で
どんな運命にも 立ち向かっていく
そんな自分でいられるのなら

間違ったら正してくれる 同じ歩幅で歩いていける
きみがそばにいるのなら

そこはどこでも 私の楽園




『一生忘れぬ言葉』

Posted by 記念 座一 on   2 comments   0 trackback



帰り際 駅のホームで
恩師は言った
「どうか、これからもいっぱい 
苦しみを引き受けてね」

どうしてそんなことを言うのかと思った
何でわたしのこと嫌いなのとか思った

生きていくのが つらくなるたび
あなたの あの時の言葉を思い出す

どうか苦しんで
辛い涙流して
それを糧にして 生きる喜びはほんもの
いっぱいいっぱいいっぱいいっぱい 生きる
ぜったいぜったいぜったい 負けない


ためらい傷の味がにじむ
大根と豚肉のさっと炒め
おとなになったんだから
もっと上手に生きなきゃね

これ以上苦しみたくないよ
辛いこととはなるべく距離を置いていたいよ

何もかもすてて 逃げたくなるたび
あなたの あの時の言葉を思い出す

どうか苦しんで
あがいてもがいて
それを乗り越えて つかむ輝きはほんもの
いっぱいいっぱいいっぱいいっぱい 書きつづる
ぜったいぜったいぜったい やめない

苦しめば苦しむほど
人生は深まってゆきます
だからあんなことを 仰ったんでしょう
きっとそうして どこまでも生きていくと知っていらっしゃったんでしょう

詩人はしぶといですね

マイナスをプラスに変える 心の中の錬金術
嫌で 嫌でしょうがなくても
悔しくて やり切れなくても
書き続けることができる限り
絶対負けない 絶対やめない

特急しらさぎに乗り込むと
見送る きびしくもやさしい顔と
まだ荒くごつごつとした 副産物のお土産たち
そして 真意がわからず みがまえたあの言葉

「どうか、これからもいっぱい 
苦しみを引き受けてね」

恩師よ ありがたや

あれは
私への
愛だったのですね



一生  忘れません






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。